1941年〜1967年の間に製造された、
JAZ社の中期モデルの時計です。
JAZ社はパリに1919年に創業されました。
1940年まではシンプルに
JAZとだけ記されたロゴでしたが、
第二次世界大戦中のナチスドイツ占領下では
アメリカの音楽である「JAZZ」に由来する社名は使用不可となり、
代わりに黄連雀(キレンジャク)のロゴを使いました。
フランス語で Jaseur de Boheme (ジャズール・ド・ボエム)
という名の鳥なので、その音を借用した形なのです。
尾っぽが下を向いているもののほうが古く、1941年〜1967年までの製造。
上を向いているものは1967年〜1975年となります。
なお、70年代の後半にマトラー社に吸収されてしまいましたので、
JAZ社の時計は以後作られていません。
2001年の「アメリ」という映画の中で、
主人公のベッドサイドに置いてあったということでも知られています。
動かないものでもコレクターアイテムとなるお品で、
動くものを見つけるのはなかなか難しいです。
こちらは動きませんので、パリ風アパルトマンのディスプレイアイテムとしてお使いください。
【Size】H:11.5 X W9.5 X :D6cm
【年代】1941年〜1967年
【コンディション】傷、錆、塗装剥がれ、ガラス内側の汚れなどあります。動作しません。
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